【子宮頸がんワクチンについて】20歳以上の方も当院にて接種可能です。予約して受診してください
子宮頸がんワクチン(シルガード9)のご案内
当院では、女性の子宮頸がん予防に効果の高い 9価ワクチン「シルガード9」 を使用しています。
中学1年生から高校生、さらに当院で成人も接種可能です。
■ 接種対象と予診票の取り扱い
- 中学1年生~高校1年生の女子は、定期接種の対象です。
- 高校2年生以上でも、2025年3月末までに1回目を接種していれば、予診票の有効期限が切れていても2026年3月31日まで使用できます。
- 予診票に「サーバリックス」「ガーダシル」と記載があっても、シルガード9で接種可能です。
- 他自治体にお住まいの方は、お住まいの自治体へご確認ください。
- 予診票がない場合は、自費接種(1回 26,000円・税込)となります。
■ 接種スケジュールと回数
- 15歳未満の初回接種:2回接種(1回目から6〜12か月後)
- 15歳以上の初回接種:3回接種(0・2・6か月)
- ガーダシルから変更した場合も、合計3回接種が必要です。
- 1回目が15歳未満であれば、2回目が15歳以上でも2回で完了します。
■ 副反応と安全性
- 主な副反応は迷走神経反射(ふらつき、気分不良など)です。
- 接種部位の痛み・腫れ・熱感が出やすいことがあります。
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全身の副反応(倦怠感・しびれなど)については、
厚生労働省は次のように説明し接種を推奨しています:
「接種歴のない人にも類似の症状があり、ワクチン接種との因果関係は証明されていない」
出典:HPVワクチン接種後に生じた症状に関する診療マニュアル(第2版)
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接種は肩に近い上腕に行います。
ご来院の際はご注意ください:
接種部位が肩に近いため、肩を出しやすい服装(半袖・ノースリーブなど)でお越しください。
(セーターやワンピースなどでは接種しにくい場合があります) - 接種後は15〜30分間、院内で安静にしていただきます。
- 小学6年生〜高校1年生相当の女子
- 平成9年4月2日〜平成18年4月1日生まれの女子
→ 令和6年3月31日までに1回でも接種していれば、令和7年3月31日まで残りの回数を無料で接種可能です。 - 中学生以下の方は、保護者の付き添いが必要です。
- 祖父母などが付き添う場合は、委任状が必要です(手書き)。
→ 委任状をダウンロード(PDF) - 15歳以下の高校生が単独で受診する場合は、予診票への保護者署名と同意書が必要です。
→ 同意書はこちらからWEBで記入 - 16歳以上は、保護者の同意なく単独で接種可能です。
■ 接種前の準備
■ 無料接種の対象(定期・キャッチアップ)