赤ちゃんの便秘:綿棒浣腸の方法
綿棒浣腸のやり方(便秘気味の赤ちゃんに)
便秘気味の赤ちゃんには、おしりをやさしく刺激して排便をうながす「綿棒浣腸」が効果的なことがあります。
特に、腸の動きが活発になる授乳後30分ほどのタイミングで行うのがおすすめです。
ご用意いただくもの
- 普通サイズの綿棒
- 汚れてもいいように敷くビニール袋や新聞紙
- ベビーオイル、オリーブオイル、ワセリン、水などいずれか
やり方
- 綿棒の先端2〜3cmをオイルなどでやさしく湿らせます。
- オムツを替えるときのように、赤ちゃんの両足をそっと持ち上げます。
- 肛門に綿棒の先を軽く当て、穴を開くように円を描くようなイメージで、湿らせた部分をゆっくりと入れます。
- 肛門の内側の壁をやさしくなでるように、ゆっくりと前後に動かします。
5分ほど続けても排便がない場合は、一度綿棒を抜いて赤ちゃんも保護者の方もひと休みしましょう。
出ないときは…
- 赤ちゃんのお腹の左下から肛門に向かって、「の」の字を描くようにマッサージしてみましょう。
- また、赤ちゃんの両足首を持ち、ひざを曲げてお腹にやさしく近づける動きもおすすめです。
それでも出ない場合は、次の授乳後にもう一度試してみてください。
朝・昼・晩の1日3回までを目安に行ってみましょう。
※ご心配な場合は、かかりつけの医師にご相談ください。