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TEL : 03-6231-8388

TEL : 03-6231-8388(電話は院内混雑時出られないことがあります)

髄膜炎菌、三種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳)、狂犬病、A型肝炎ワクチンについて

以下のワクチンはいずれも院内に在庫はなく取り寄せになるため接種ご希望の方はまず受付へご連絡ください

 

① 髄膜炎菌ワクチン(メナクトラ)

特にお勧めする方:欧米に留学される方、寮生活をされる方、アフリカやメッカ巡礼でサウジアラビアへ渡航される方

接種回数 1回(筋肉注射)

費用 22,000円(税込み)

 

髄膜炎菌感染症は、初期症状は風邪と同じも急速に進行する細菌感染で発症から2日の死亡率が5~10%と高く、重度の神経後遺症も10~20%で残り、罹患すると重症になる細菌感染症です

日本での発生は年間20~40人程度ですが特に10代後半での発症がおおくみられます

海外では集団発生がみられ、イギリスやオーストラリアでは年間100人程度の発症があり、アメリカでは1000人程度の発症があるため定期接種として導入する国が増加しています

日本でなじみの深い国ではアメリカ、オーストラリア、イギリス、カナダ、イタリアなどが義務的なワクチンとして接種されています

髄膜炎菌は飛沫感染により広がるため特に寮生活など集団生活において感染拡大のリスクが高くなります。学生寮のように若者が衣食住をともにする集団生活においては特に注意が必要な感染症となります。

海外では2歳未満でも接種されていますが、日本でのデータが少ないため禁忌ではないものの当院では2歳以上で接種します

 


 

② 3種混合ワクチンDPT(百日咳、破傷風、ジフテリア)

接種をお勧めする方

1.4種混合ワクチン接種後5年程度経過した方(5~7歳くらい、それ以上の年齢も可能)

2.DT接種する方→DT(2種混合)をDPT(3種混合)に変更

接種開始数:各1回

費用:5,000円(税込み)

 

4種混合ワクチンとして通常1歳6か月ころまでに百日咳、破傷風、ジフテリア、ポリオの基礎免疫はつけられていますが、これらは不活化ワクチンのため免疫獲得効果は永久ではなく、年齢とともに減少してきます。効果として5年程度すると減弱してくるとされており、近年小学生以降の年齢で百日咳の患者さんが増えており、大学生で集団発生することもあります。百日咳はその名の通り咳が長引く感染症でとくに初期にはつよい咳き込みがみられ、1か月程度強い咳が遷延します。3歳以上の児が感染しても重症化することはなくつよい咳がつづくだけのため逆に診断が難しく知らない間に周囲に蔓延してしまうことがあります

百日咳は4種混合ワクチンを未接種または1回程度しか接種していない4か月未満の乳児が罹患すると呼吸困難や無呼吸がおこり人工呼吸管理が必要なほど重篤になることもあり、小学生以上で蔓延すると知らない間に乳児での発症リスクも高まるた社会的な予防のためにも接種がすすめられてきています

※本来ポリオも含めた4種混合ワクチンの接種のほうがポリオも予防でき効率的ですが4種混合ワクチンは定期接種として、通常2歳までに4回接種が終了しています。追加的な接種は5回目になるのですが、日本では4種混合ワクチンの5回目接種が臨床研究されておらず、安全性が保証できないため3種混合ワクチン(+別途不活化ポリオワクチン)の接種となります

 


 

③狂犬病ワクチン

接種を勧める方:狂犬病の発生のある海外に行かれる方(年齢制限なし)

接種回数(1.0ml筋肉注射):0日、7日、21日(又は28日)の3回接種で2年の効果、1年後4回目追加接種すれば5年効果

費用:1回16,500円(税込み)

 

日本国内では発生例が極めてすくなく、2020年5月にフィリピンから来日された方が発症(死亡)したことでニュースになりました。この症例は国内14年ぶりの発症ですが、海外では毎年6万人の方が亡くなっています。狂犬病に日本国内で感染することはありません(その他発生がないのがオーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、スウェーデン)が、世界では特にアジアを中心に広く発生しておりとくにインドでの感染者が多く報告されています。狂犬病は動物に噛まれたあと、速やかに適切な対応なく発症してしまうと致死率100%の感染症のため発生の多い地域に渡航される方は接種をおすすめします

 


 

④A型肝炎ワクチン

お勧めする方:1歳以上誰でも接種可能であるが衛生状態の良くない国に渡航される方はおすすめ

接種回数:計3回。通常2~4週間隔で2回皮下または筋注さらに初回接種後24週間経過した後に追加接種

費用:1回8,000円

 

A型肝炎は軽症から重症まである疾患で大半は軽症で気付かず感染していることもある感染症です。稀に黄疸や発熱、倦怠感などのつよい肝炎からごくまれに劇症肝炎になることもあります。ウイルスに汚染された食べ物を食べることでうつります。特に貝の生食でうつることが多いです。日本では衛生管理もよくなったため自然感染の機会は減っており、若年の日本人のほとんどは免疫をもっていないとされています