【マイコプラズマ肺炎について】熱が長引き、徐々に咳が強くなる場合は注意が必要です
マイコプラズマ肺炎にご注意ください
現在、当院の診療でマイコプラズマ肺炎が散見されています。大きな流行ではありませんが、熱が長引き、徐々に咳が強くなる場合は注意が必要です。
詳しい解説はこちら:
「マイコプラズマ肺炎の症状・検査・治療・登園登校目安まで総まとめ」
こんなときはマイコプラズマ肺炎の可能性があります
- ▶︎ 発熱が4日以上続く(朝に下がっても夜に上がることがあります。高熱の場合もあれば、37度台後半の微熱が続く場合もあります)
- ▶︎ 咳が経過とともに徐々に悪化し、昼夜を問わず続く
- ▶︎ 全身のだるさや倦怠感が続く
かかりやすい年齢・時期の傾向
- ◆ 主に小学生以上に多く見られます。
- ◆ 夏の行事や暑さによる疲労の蓄積でかかりやすくなることがあります。
受診の目安
- 熱が続き、日ごとに咳が悪化している場合は受診してください。
検査・診断・治療について
- マイコプラズマの検査・治療は医師の診察所見に基づく判断となります。
- 必要に応じて胸部レントゲンやPCR検査を行い、結果に応じて抗生剤などの治療を開始します。
ご家庭でのケアと予防
- 十分な休養と水分補給を心がける
- 咳エチケット(マスク、ハンカチで口鼻を覆う)と手洗いで周囲への拡がりを予防
- 登校・登園の再開時期は、症状や治療経過を踏まえ医師とご相談ください。