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熱咳のこどもの受診、新型コロナウイルスについてや当院の感染対策など詳しくはクリックしてお読みください

【熱や咳などの方の受診について】

エムズこどもクリニックでは院内で新型コロナウイルスの検査いずれも実施していません

 

それをご理解のうえ、小児の場合、これまで通り受診してください(大人の方は必ずマスク着用、小学生以上も原則着用、それ以下の方は出来る限り着用お願いします)

 

ただし、ご家族のうち大人の方が先に熱や咳の症状がある場合や一緒に過ごす集団(部活仲間、飲食を共にする友達)に発熱や強い咳の人がいる場合は、受診前に新型コロナ相談窓口に連絡してください

 

相談窓口にて近くのかかりつけクリニックに受診を指示された場合は普通に受診してください(小学生以上は原則マスクをして受診してください)

 

  • 平日の9時から17時

江戸川区帰国者・接触者相談センター

電話:03-5661-1124

 

 

  • 平日:17時から翌9時
  • 土曜日、日曜日、祝日、休日:終日

東京都新型コロナ受診相談窓口

電話:03-5320-4592


 

新型コロナウイルスは小児では軽症の方がほとんどで、現時点で症状や診察、一般的な検査で新型コロナウイルス感染と風邪を見極めるのは不可能です

 

全体の状況(家族歴や接触状況、肺炎症状など)から感染が疑わしい場合は当院の医師から新型コロナウイルスのPCR検査のため保健所への連絡や検査できるところへの紹介もしますが、軽症の風邪症状のこどもは多く、検査体制を考えても全員を検査できる状況ではありません。治療や隔離体制がはっきりと確立していない現状で全ての感冒の子どもにPCR、抗原検査をする必要はないと考えています。(2020.9.6)

 

小児科では新型コロナウイルスだけでなく、治療がない疾患は多くあり、今わかっている日本のこどもの新型コロナウイルスの感染症状、経過から考え、同じくワクチンや根治療法のないRSウイルス、ヘルパンギーナ、EBウイルスのほうが重症になるリスクは高い可能性もあります

 

小児科クリニックでは診断により今後の見通しや対応方法がわかるというメリットから出来る限り病名をはっきりさせようとはしますが、最後までウイルス、細菌の個別の診断名がつかないこともあります

 

それよりも患者さんの状態を診察し『症状にあわせた解熱剤や咳鼻の薬で外来で経過みてよい』のか簡易の血液検査を組みあわせながら『混合感染に対して抗生剤を投与すべき』なのか『24時間体制の状態観察や酸素投与、輸液を行うため入院する必要がある』のか様々な鑑別診断を検討しながら今現在の対応方法を判断するのが小児科クリニックの役割と考えています

 

軽い鼻水、咳で元気に走り回っている場合はよいですが、熱で元気ない、喉の痛みがひどい、咳でいつもより元気がないなどあれば無理せず受診をお勧めします

 

 

 

【小児で新型コロナウイルスを考えるケース】

 

【部活動やこどもだけでの活動の少ない小学生、幼稚園児、保育園児、未就学児の場合】

家族や保育している人からの感染が最も多いと考えられます。そのため、先に父や母(ほか数時間一緒に過ごす大人)に熱や咳など症状がある場合はお子さんが感染している可能性は高くなります

(ただし、クラス内に感染者がいて濃厚接触者と判定された場合は可能性がでてきます)

 

【中学生、高校生、(小学生)】

部活動を行ったり、個人での行動が増える年齢になると部活内や友達との飲食にて感染の可能性もでてきます

家族内の大人に熱や咳の症状がある人がいる場合はもちろん、友達の中で熱や咳の人が多い場合は注意が必要です

もし、ご家族の方が先に熱や咳の症状がある場合や一緒に過ごす集団(部活仲間、飲食を共にする友達)に発熱や強い咳の人がいる場合は、受診前に帰国者接触者相談センターに連絡してください

相談窓口にて近くのかかりつけクリニックに受診を指示された場合はこれまで通り受診してください

 

【新型コロナウイルスについて】

感染している人と接触して、潜伏期間は最長で14日ほどありますが、5日目が最多です。また、12日以内に97%の人が発症しています(感染者がその時症状なくても、発症2日前から感染性があります)

 

発症して新型コロナウイルスがPCR検査で陰性になるまで20日程度、症状がない人でも9日ほどかかるとのことですが、感染性のある期間の研究がすすみ、隔離期間は「発症から10日経過かつ症状軽快から72時間経過」に変更されています

 

父、母世代の新型コロナウイルスの症状

熱、咳、のどの痛み、ダルさ、味覚障害(味が感じない)、嗅覚障害(コーヒーの匂いがしない)などがあります

鼻水の症状は少ないようです

初期には「風邪」と見極めがつきませんが、1週間など風邪より長く症状が続くようです

熱が下がっても、ダルさや咳が普通の風邪より長い、強い時は可能性があります

悪くなる人は発症から1週間後に急に息苦しさなどを感じるようです

 

 

 

 


 エムズこどもクリニック瑞江での取り組み

 

 

新型コロナウイルスの感染経路は未だ不明なことも多いですが

【密閉された空間で多くのウイルスを吸い込むと感染率は高くなると考えます】

 

そこで当院では下記のような取り組みで感染機会を減らすように取り組んでいます

 

1.

天気の良い日は1日、雨天時は定期的にクリニック上部の換気窓を開放しています

また、患者さんからは見えませんが受付裏にあるドアを開放し外気を取り込んでいます

 

2.

待合室は天井が高く、待合空間として広くとられています。現在、お子さん同士の接触の可能性の高くなるプレイエリアは閉鎖し、院内には3台のサーキュレーターを設置して空気が滞留しないようにしています

 

3.

待合室ソファーの配置から患者さん同士は向き合わない構造になっております。一部では、椅子と椅子の間に仕切りがあり、ブース型ソファーとなっています。そこでは飛沫、接触感染をしにくい構造となっています

また、全く症状がない方やワクチンで受診された方は別の逆隔離室をご用意しています

 

4.

院内入口と受付窓口横にポンプ式消毒液を設置しています

 

5.

一般診察を行わない予防接種、健診の専用時間帯を設けています(平日及び土曜日)

 

6.

感染リスクがかなり高くなるため、院内での飲食は固くお断りしています(話をしながら飲食したり、手で何かを食べることは極めて感染のリスクが高いです。自宅でも食事の時は手洗いしっかりして、不特定の方と集まって話しながら飲食することはくれぐれもお気をつけください)

 

7.

受付ではビニールシートを張り、スタッフとの間で飛沫がかからないようにしています


最後までお読みいただきありがとうございます。新型コロナウイルスで気になることがありましたら、医師までお話しください。現時点でわかることをお伝えいたします