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HOME 予防接種で防げる病気について 髄膜炎菌、三種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳)、狂犬病、A型肝炎ワクチンについて

髄膜炎菌、三種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳)、狂犬病、A型肝炎ワクチンについて

ワクチン接種のご案内(取り寄せワクチン)

以下のワクチンは院内に常備在庫がないため、取り寄せによる対応となります。接種をご希望の方は、事前に受付までご連絡ください。

 

① 髄膜炎菌ワクチン(商品名:メンクアッドフィ)

  • 接種対象:欧米へ留学・寮生活、アフリカ・メッカ巡礼などの渡航者
  • 接種回数:1回(筋肉注射)
  • 費用:22,000円(税込)

髄膜炎菌感染症は、初期症状が風邪に似ていても急激に悪化する重篤な感染症です。発症から2日以内の死亡率は5~10%、後遺症も10~20%に及びます。海外では集団生活をきっかけに感染拡大する例が多く、寮生活をする方には特に推奨されます。当院では日本での使用実績を踏まえ、2歳以上の方を対象としています。

 

② 3種混合ワクチン(商品名:トリビック)

  • 接種対象:
    • ①幼少期に4種混合ワクチン(百日咳・ジフテリア・破傷風・ポリオ)を接種済みで、そこから5年以上経過した方(目安として5〜7歳前後)。小学生以降は百日咳の免疫が弱まってくるため、再度の接種が推奨されます。
    •  

    • ②2種混合ワクチン(DT:ジフテリア・破傷風)を接種予定の方で、百日咳を含む予防もご希望される場合。2種混合の代わりに3種混合を選択することで、百日咳に対する免疫を補うことができます。
  • 接種回数:1回(皮下注射)
  • 費用:5,000円(税込)

百日咳・ジフテリア・破傷風の免疫は年数とともに低下し、小学生〜大学生での百日咳の流行も報告されています。特に乳児に感染が広がると、重症化リスクが高まります。
※本来であれば「4種混合ワクチン」での追加接種が理想的ですが、日本では5回目接種は認められておらず、添付文書にも記載がありません。そのため、免疫の再強化には「3種混合+不活化ポリオ」の別接種が推奨されています。

 

③ 狂犬病ワクチン(商品名:ラビピュール)

  • 接種対象:狂犬病発生地域への渡航予定者(年齢制限なし)
  • 接種回数:0日・7日・21日または28日(計3回)+1年後に追加で5年効果
  • 費用:1回 16,500円(税込)

日本では発生例が非常に少ないものの、世界では毎年6万人以上が亡くなる致死率100%の感染症です。特にアジア(インド等)ではリスクが高く、予防接種が極めて重要です。

 

④ A型肝炎ワクチン(商品名:エイムゲン)

  • 接種対象:1歳以上で、衛生環境の整っていない国への渡航予定者
  • 接種回数:初回2回(2~4週間隔)+6か月後に1回追加(計3回)
  • 費用:1回 8,000円(税込)

A型肝炎は飲食物から感染するウイルス性肝炎で、日本では自然感染が減っており、多くの若年層が免疫を持っていません。特に海外では感染リスクが高く、事前の予防接種が安心につながります

土日も予防接種を受け付けています

M’s(エムズ)こどもクリニック瑞江(江戸川区)では、平日午前午後に加えて土日も予防接種を受け付けています。
予約方法や受付時間は、当院ホームページからご確認いただけます。


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