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HOME お知らせ 当院の場合、こどもに発熱、咳などあれば通常通り受診してください。新型コロナウイルスやPCR検査について、詳しくはクリックしてお読みください(登園登校に対して5/17追記)

当院の場合、こどもに発熱、咳などあれば通常通り受診してください。新型コロナウイルスやPCR検査について、詳しくはクリックしてお読みください(登園登校に対して5/17追記)


こどもの場合、発熱、咳、鼻など感冒症状に関しては新型コロナウイルス以上に注意すべき疾患、状態があります

これらは、本人の表情・反応や肺の音、皮膚の触診などで対面にて診ないとわかりません

 

エムズこどもクリニック瑞江では、発熱1日目や初期症状でも保護者が気になる症状がある場合は、対面の診療をこれまでどおりにしていますので、お子さんを連れて受診してください

 

ただし、一度に多数の患者さんが来られないためにも、診察予約と予約画面から続くWEB問診をした上での受診をお願いいたします

 


 

新型コロナウイルスのPCR検査に関しましては、紹介により検査できる体制も整いつつありますが未だ不十分で、高齢者や基礎疾患のあるハイリスクな方、今症状が重症な方、病院の医療従事者に優先してPCR検査が必要で現時点で希望すればできる状況ではありません

 

新型コロナウイルスで特に問題になっているのは状態が自宅で急変することです。小児ではそういう急変の報告はなく(※)、50歳以上にみられているのですが、これらの方は少し前から酸素飽和度の低下などの所見はあったと考えられています。その患者さんに直接医師が状態を確認していれば入院をはやくできた可能性もあります

そのため、当院ではこれまでの感染症と同じように、こどもさんを直接診察した上で対症療法で様子をみてよいか、血液検査などをしたほうがよいか、抗生剤や特別な治療をした方がよいか、入院して酸素、点滴治療した方がよいか判断することが大切であると考えています

※山梨県で生後8ヶ月の心肺停止の報告がありましたが新型コロナウイルスが原因ではないと考えられています

 

ただし、当院に受診され、心配という理由で希望されてもPCR検査を受けられるよう誰でも紹介できるわけではありません。新型コロナウイルス感染であっても、小児ではこれまでの感染症と対応は同じで特殊な治療(かなりの重症例は除く)はありません。お子さんにとってはコロナウイルス感染かどうかより、本人の状態が良いかどうかの方が大切です。

現時点で当院にてPCR検査の紹介依頼をするのは、入院の必要性があるような中等症以上の状態にある場合になります

 


Q&A

 

Q

もしかしたら、新型コロナウイルスかもしれないのに検査しなくて良いのでしょうか?

 

A

簡易で安全に検査できる方法があれば、疑わしい場合は検査をして診断した方がよいですが5/5時点ではそのような方法がありません

また、特に小児には効果的な薬がない状況や多くのこどもは軽症で自然回復すること、そして5/5の時点でインフルエンザのように簡単に「検査しておきましょう」と言えない検査体制の状況では、お子さんの全身状態が悪くならないかみていくことが大切で検査して新型コロナウイルス感染と診断するよりも受診して本人の状態をみせていただくことが重要です

 


Q

新型コロナウイルス感染かどうかはわかりませんでしたが、自宅でみていたら自然に良くなりました。その後、何日程度家でみたらよいですか?

 

A

診断が確定せずに自宅療養期間がわからない不安はよくわかります。どのような疾患が医師がみて疑わしいかにより異なるため、こればかりは実際に診察して全身状態から判断することになります

 

以下追記

【職場への復帰の目安】

新型コロナウイルスに関して、これまで診断後退院にはPCR陰性が2回以上続いてからになっていましたが5月1日厚生労働省からの通知により発症後2週間経過すれば療養解除し就業可能とされました

PCR陰性が2回続くには3週間から長ければ1ヶ月以上かかるのですが、PCRは生きたウイルスのみを捉えているわけではありません。つまりPCRでは感染性のないウイルスの断片もとらえます。そのため、生きたウイルスはいつまでいるか調べるため、喉からの検体を培養した結果では9日目以降は生きたウイルスは分離されませんでした(※1)。また、発症後6日以降の人と接触した場合新規感染がなかったなどとの論文が出されはじめ発症後2週間みれば十分であることがわかってきました(※2)

そのため、新型コロナウイルス感染の疑いが周囲の状況から濃厚にある人は症状改善していれば、発症から2週間後の就業がよいと考えます(いろいろなデータの蓄積により今後軽症例に関しては、もっと短縮される可能性はあります)

※1:Nature掲載のドイツからの報告:Wolfel R. et al.; Virological assesment of hospilized patients with COVID 2019. Nature 2020

※2:JAMA掲載の台湾からの報告:Cheng  H-Y et al. ; Taiwan COVID-19 Outbreak Investigation Team.  Contact tracing assessment of COVID-19 transmission dynamics in Taiwan and risk at different exposure periods before and after symptom onset.   JAMA Intern Med. Published online May 1, 2020

 

新型コロナと診断されずに普通に熱や風の症状があった場合、いつ職場に復帰すればよいかにかんしては

日本渡航医学会、産業保健委員会などが目安

を示しています

 

次の1)および2)の両方の条件を満たすこと

1) 発症後に少なくても 8 日が経過している

→発症日+9日目から就業(例5/17発症なら5/26から)

2) 薬剤を服用していない状態で、解熱後および症状消失後に少なくても3日が経過している

確定診断の検査が一般的ではない5/17の時点では、ウイルス性上気道炎でコロナウイルス感染が否定できない発熱や咳の場合は、この両方を満たしてからの登園登校が現実的でしょう(今後統一した通知がでれば、新たに記載します)

追記に関しては、国立国際医療研究センター 忽那賢志医師の5/4、Yahooへの投稿を抜粋して記載しました


Q

どのような状況なら受診したらよいですか?

 

A

当院の場合、お子さんの症状が気になるようであれば、いつでも診察時間内に受診してください

 

その上で特に注意が必要な場合ですが

ぜえぜえして呼吸が著しく速く横になれないほど苦しそう、ぼんやりして呼びかけても反応しない、顔色が青白い、けいれんが5分以上続くなどは救急車の要請をしてください

 

咳き込みがひどいけれど咳していない時はまずまず元気にしている、熱が高く不機嫌だけど顔色は真っ赤で水分も少しずつなら取れる場合は次の日昼間に受診してください

 

熱が4日以上続く場合も必ず昼間に受診してください

 


Q

どういう場合、新型コロナウイルス感染が疑われますか?

 

A

新型コロナウイルスの特徴的な症状はあまりなく、特に小児では熱、咳、喉の痛み、下痢など通常の感冒と変わりありません。症状も軽微なことが多く疑うのさえ難しい状況です

 

現在こどものコロナウイルスはほとんど成人の診断から濃厚接触者としての検査で発見されています。家族内に症状がある、特に大人が症状があり、むしろ大人が熱や咳が強い場合は疑いが強くなります。まず大人の方が内科や保健所で電話相談されることをおすすめします

(新型コロナウイルスは潜伏期間が最長14日間あるとされていますが、多くは感染者と接触して5日目に発症します)

 


Q

クリニックに行って感染するのが気になります

 

A

新型コロナウイルスは空気感染は否定されています。また咳やくしゃみで発生するエアロゾルによる感染は空気が滞留することでおこります

そのため、当院では換気窓の常時または定期的な開放、裏口ドアの開放により空気が滞留しないようにしています

 

濃厚接触ですが、これは感染者がマスクせず1メートル以内で15分以上対面していた場合とされています

当院ではソファなど待合室の構造上患者さん同士が対面しないような設計になっており患者さん同士が濃厚接触することはないと考えます

 

ただし、マスクをできる限りしてきてもらい、自宅に帰ったあとはしっかり手洗いをしてもらうことが大切です。クリニックに手洗い場所ありますので、わからない時はスタッフにお声掛けください

 

参考

香港からの報告ですが、行動変容=>学校などの一斉休校はインフルエンザでは44%感染を減らすことができるが、新型コロナウイルスでは、効果が今のところみられておらず、子供が集団生活しないことで感染流行を止められるのか証明されていません

日本では成人での集団発生は多発していますが、こどもを起点とした大規模な集団発生の報告はありません

 


Q

こどもが咳や熱がある場合、どのように看護したらよいですか?

逆に大人が風邪症状がある場合、どのようにこどもと過ごしたら良いですか?

 

A

コロナウイルスかどうかは、わからないにしてもコロナウイルスと考えて対応するのがよいでしょう

唾液を介した感染が一番リスクが高くなります

家の中でも常にマスクを着用する・食事を一緒にとらず、別々に食べ、食べない時はマスクをするなどをした場合かなり感染は減らせるとされています

ウイルスは唾液に多く含まれ、便や尿にも含まれています。手で触っただけでは感染しません。触った手で口や鼻、目を触ると感染のリスクがあります。唾液や便、尿を触ったあとはしっかり石けんを使って手洗いしてください

自宅でも定期的または常時窓を2方向あけて、風通しを良くして換気してください

また、大人が感染している場合、協力できる感染していない大人が他にいる場合はその方に頼んで、こどもと別室で過ごすことも有効です

 

ちなみに新型コロナウイルスの家族内感染ですが、中国の報告によると家族内感染は16.3%で認められましたが、成人17.1%に比べ、小児は4%と少なかったことが示され、小児はかかりにくい可能性があります

人にうつす可能性も症状の強さより、年齢が高いほどうつしやすいとの報告もあります

 


Q

ヨーロッパで新型コロナウイルスの流行に伴い川崎病が流行しているということですが、大丈夫ですか?

 

A

今、ヨーロッパで川崎病様の全身血管炎のこどもの報告が多くはないが増えているとのことです

全員が新型コロナウイルスが陽性ではないため、たまたまなのかコロナウイルスと関連しているのか不明です

川崎病自体は、感染症との関連がもともと指摘されており、様々なウイルス感染をきっかけに起こることもあるため、新型コロナウイルス感染がきっかけになった可能性は否定できませんが、他のウイルス感染より川崎病を引き起こしやすいかは不明です

川崎病はもともと、日本を含めアジアに多く、欧米には少ない疾患です

日本では毎年1万人以上のこどもが罹患し、近年増えつつある(2017年15,164人、2018年17,364人 )疾患です

日本の小児科医にとって川崎病は有名な病気で発熱のお子さんを見たときには頭の片隅にこの疾患を浮かべて診察しています

海外に比べ、日本の小児科では川崎病の診断や治療、その後の管理方法はかなり優れています。あまり心配しすぎず、熱が長引いたり(特に4日以上)、いつもの熱とは違う状況であれば受診して診察を受けてください

※川崎病は日本では定点観測をしており、発生数が週ごとにある程度わかるシステムがあります

東京では今年になってから4月までの川崎病の発症は例年と特別変わっていません